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【視察レポート】沖縄にて流通小売事業者視察を実施(2025年5月27〜28日)

kumagai@gemsconsulting.jp

2025年5月27日から28日にかけて、沖縄にて第3回の流通小売業界に関連する視察プログラムを実施いたしました。
今回の視察には、東京大学より柳川先生、株式会社andwee(兼日本オラクル)より鬼澤様、他メンバーにご参加いただき、2日間にわたる現地視察と情報共有を行いました。
本記事では、当日の様子や視察先、参加企業様の声をご紹介いたします。

視察概要

■ 実施日程:2025年5月27日(火)〜28日(水)
■ 開催場所:那覇市内(視察先複数)
■ 参加企業:東京大学、株式会社andwee、他
■ 対象業界:流通・小売業界における商品製造およびサプライチェーンの現地視察
■ 目的:流通小売業界のサプライチェーンの現場視察を通じた課題理解、企業間交流によるネットワーク強化

視察内容と訪問先

本視察では、300店舗を超えるコンビニエンスストアへ供給を行っているお弁当工場を中心に、流通小売事業の現場の視察と、多様な事業領域をもつ各社メンバーでの建設的な意見交換の機会を設けました。

■ 1日目(5月27日)

  • コンビニエンスストア 店舗視察および沖縄県MR
  • 意見交換会

■ 2日目(5月28日)

  • デイリーメーカー(お弁当工場)視察
  • 物流拠点視察(併設配送拠点)

意見交換・視察を終えての参加者コメント

商品製造現場に関するコメント

  • 生産管理に関して、生産工程の組み立てなど、熟練者による業務範囲をAIと組み合わせることによりどの程度代替可能性があるのか、検証をしてみたい
  • 情報や設備機器に関する規格の統一化によるメリットに関して検討が必要
  • 精密機械工場などにおける情報管理、仕組みの管理など、異なる分野との連携による
    新たな気づきや取り組みが生まれる可能性を感じる

流通小売およびそのSCMに関するコメント

  • 人の勘と経験をAIに代替させ、人だからできる仕事との切り分けについて検討したい
  • 社会構造の変化により現在のビジネスモデルの持続可能性をしっかりと検討し、20年後の流通小売事業領域にピボットした、あるべき姿の検討が必要

終わりに

今回の視察イベントを通じて、福岡での視察とは異なる知見を多く得ることができました。
Gemsは今後も、企業の成長や新たな挑戦を後押しするための機会を提供してまいります。
ご参加いただいた皆様、および工場への受け入れにご協力いただきました関係者の皆様に、
心より感謝申し上げます。

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