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【実績レポート】福岡にて流通小売事業者視察を実施(2025年2月27〜28日)

kumagai@gemsconsulting.jp

2025年2月27日から28日にかけて、福岡にて流通小売業界に関連する視察プログラムを実施いたしました。
今回の視察には、三菱電機より長谷川様、NECより新井様、日本オラクルより鬼澤様にご参加いただき、2日間にわたる現地視察と情報共有を行いました。
本記事では、当日の様子や視察先、参加企業様の声をご紹介いたします。

視察概要

■ 実施日程:2025年2月27日(木)〜28日(金)
■ 開催場所:福岡市内(視察先複数)
■ 参加企業:三菱電機株式会社、日本電気株式会社、日本オラクル株式会社
■ 対象業界:流通・小売業界を想定した先進技術・業務支援システムの現地視察
■ 目的:流通小売業界のサプライチェーンの現場視察を通じた課題理解、企業間交流によるネットワーク強化

視察内容と訪問先

本視察では、1,000店舗を超えるコンビニエンスストアへ供給を行っているお弁当工場を中心に、流通小売事業の現場の視察と、多様な事業領域をもつ各社メンバーでの建設的な意見交換の機会を設けました。

■ 1日目(2月27日)

  • デイリーメーカー(お弁当工場)視察
  • グループディスカッション
  • 意見交換会

■ 2日目(2月28日)

  • 物流拠点視察(常温)
  • 物流拠点視察(チルド、冷凍)
  • 意見交換・振り返りセッション

参加者の声

視察で特に印象に残った点や、学びになったこと

  • 弁当工場のエコシステム(食品であることから時間的な制約が大きい)が想定以上にアナログであったこと。そのアナログな中で、いかにシステム化できるか検討を進めていること、他
  • 工場に入るところからの衛生面(ほこり、髪の毛、虫の混入防止含む)に関する対応や、工場内の衛生エリア/汚染エリア・作業者の区分け、人の作業が想像以上に多いことなど、視察だからこそ分かる観点が気づけてとても学びになりました。
  • アナログとデジタルのバランスの難しさ、働いてる人たちの多国籍さ、品質管理の高さ(純粋にコンビニ弁当を食べてみようと思った)、シール・タグの種類量の多さ

視察を通じて、ご自身の専門分野や業務において、注目したポイントや新たに企画したいと考えたこと

  • DX化
  • 顔認証による入退場の効率化
  • 製造ラインの柔軟性向上に向けた無線通信の導入
  • 工場内の製造機器や製造状況のデータ収集と統合的な製造状況の見える化
  • 工場外含めたサプライチェーンでの状況の見える化
  • 検品作業(ボイス、都度スキャン)、多国籍コミュニケーションや従業員マネジメント、データ管理=サプライチェーン全体にしかけるなどはICTの活用可能性感じた。

終わりに

今回の視察イベントを通じて、参加者の皆様には現地のリアルな状況や可能性を肌で感じていただけたのではないかと思います。
今後も私たちは、企業の成長や新たな挑戦を後押しするための機会を提供してまいります。
ご参加いただいた皆様、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

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